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今後主流になるPCI Express 5.0

PCI ExpressはグラフィックボードやNVMe SSDとチップセットを繋ぐインターフェースとして長年採用され続けており、バージョンアップの度に通信速度が向上しています。

2021年現在はPCI Express 4.0対応製品が主に流通していますが、すでにPCI Express 5.0対応製品もリリースされ始め注目されています。そこで今回は、今後主流になるPCI Express 5.0についてご紹介します。

PCI Express 4.0から通信速度は2倍に向上

PCI Express 4.0では片方向16GT/sの性能を実現していましたが、5.0では2倍の32GT/sまで向上しています。x16接続では片方向64GB/sと圧倒的な性能であり、グラフィックボードはもちろん、NVMe SSDを複数枚接続する拡張ボードなどが十分なパフォーマンスを発揮出来ます。

またx1接続でも片方向2GB/sと実用的な性能を得たことでパソコン全体の省電力化やリリースに余裕が出るなど多くのメリットがあります。

グラフィックボードは補助電源コネクタの変更に注意

大電力を必要とするグラフィックボードはこれまで6Pinや8Pinの補助電源コネクタを使用していきましたが、PCI Express 5.0では新たに専用設計の12Pinコネクタが登場しました。

既存の6Pinや8Pinとの互換性がなく、600Wまで電力供給可能な仕様になっており対応する電源ユニットへの買い換えが必須です。

しかしミドルレンジクラスのグラフィックボードでは8Pinコネクタ等が継続して採用される見込みであり、12Pinは一部のハイエンドモデルに限定されそうです。

PCI Express 4.0への対応が遅かったIntelも今回は早々に対応するもx16接続一基のみ

IntelはPCI Express 4.0対応チップセットのリリースが遅れ、AMDのゲーミング市場躍進を後押しすることになりましたが、PCI Express 5.0に関してはいち早く対応しマザーボードも2021年10月に発売されています。

しかし、PCI Express 5.0なのはx16接続一基だけで、他は4.0という急造品とも言える仕様であり拡張性にはやや難ありです。一方AMDは2022年リリース予定のZEN4で対応し、DDR5へもIntelより早く対応する見込みです。

まとめ

グラフィックボードはもちろん高性能なNVMe SSDが十分なパフォーマンスを発揮するにはインターフェース側の高速化は必須であり、PCI Express 5.0は対応マザーボードとセットで普及が進む見込みです。

今回もIntelとAMDでチップセットの対応時期にずれがあり、DDR5やPCI Express接続製品のリリース状況と合わせて今後の同様は要注目です。

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