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Nvidia製グラボのブラックスクリーン問題、古いモデルでも発生?

何かと話題の尽きないNvidia製のグラボですが、2025年になって「ブラックスクリーン」問題が発生しています。

いったいどのような問題で、どのグラボが対象なのでしょうか。

突如発生したブラックスクリーン問題とは

ここ数ヶ月、NVIDIA製のGPUを使用しているユーザーの間で、PC使用中に突然画面が真っ黒になり、操作不能になる「ブラックスクリーン現象」が相次いで報告されています。

とくに2024年後半以降に配信された572番台ドライバー以降で報告が多いようですね。最初はRTX 4000シリーズが中心とされていましたが、現在ではRTX 3000番台・2000番台の旧世代モデルにも被害が拡大しています。

ブラックスクリーン現象の症状と傾向

報告されている主な症状は以下の通りです。

・ゲーム中や起動直後に画面が突然真っ黒になり、信号が消失
・GPUファンが最大回転になり暴走状態に入る
・ハードリセット(強制再起動)しないと復旧できない
・発生タイミングがランダム(高負荷時に限らず、アイドル時でも)

あるユーザーはRTX 3080で『アサシン クリード シャドウズ』のベンチマーク中に発生し、以降ゲームが再起動できなくなるという深刻な事態に陥ったとか。

PCの「ブルースクリーン」は昔からよくありますが、グラボ由来のブラックスクリーンがここまで不特定多数で確認されるのは稀ですね。

ちなみに「DARK SIDE OF THE GAMING」など複数のテックメディアによれば、RTX 3080/3070などのAmpere世代や、RTX 2080/2060などのTuring世代でも再現性ありとしています。

問題は一部の最新モデルだけではなく、広範囲にわたるドライバー互換性の問題である可能性が出てきていることですね。旧世代のユーザーにも影響があるので結構深刻です。

原因は未特定、しかし複数の要因が絡む可能性

現在のところ、NVIDIA公式から明確な原因や対応策は発表されていません。しかし、以下のような技術的な要因が複雑に絡んでいると見られています。

・572.xxドライバーの内部におけるGPUクロック制御のバグ
・UEFI(BIOS)設定との非互換性
・一部のモニター/ケーブルとの相性問題(特にDisplayPort)
・ハードウェアアクセラレーション機能との衝突
・Resizable BAR(リサイザブルバー)の有効化による不具合

また、最近のドライバーはDLSS 3やFrame GenerationなどのAI技術へ最適化を進める一方で、旧世代GPUとの調整が後手に回っていると指摘されています。

グラボの機能が増えすぎたことで、ドライバーが対応しづらくなっているのかもしれないですね。

ユーザーが取るべき対策(今すぐできること)

安定版ドライバーへのロールバック

不具合が発生している572番台を避け、「566.45 Hotfix」または「566.36 WHQL」へのダウングレードを推奨。多くのユーザーがこのバージョンで安定動作を確認しています。

UEFI/BIOSの最新化

マザーボードメーカーから最新BIOSが提供されていれば更新を。とくにResizable BARやメモリ設定に関する改善が含まれている場合、不具合が緩和されることもあります。

電源プランとハード設定の見直し

・Windowsの電源プランを「高パフォーマンス」に設定
・PCI Expressの省電力設定を「オフ」にする
・DisplayPort→HDMIへの切り替えやケーブル交換も効果的

一時的にハードウェアアクセラレーションを無効に

Webブラウザ(Chrome、Edgeなど)やDiscordなどで「ハードウェアアクセラレーション」をOFFに設定。これでクラッシュ頻度が下がる事例もあります。

今後のアップデートと対処に期待

NVIDIAは過去にも同様の表示系トラブルに対し、ドライバーのHotfixやFirmware Update Toolなどで対応してきました。今回も次回以降のGame Ready DriverやStudio Driverにて修正が入ることが予想されます。

また、一部のユーザーからはNVIDIAのサポートに問い合わせたことで個別対応されたケースも報告されているため、もし深刻な症状が継続する場合は公式サポートへの相談も検討してみてください。

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