NUCや辞書サイズのPCなど、「超小型」がゲーミングPCのトレンドになる中、ついに「7センチ四方」という超々小型PCが登場しました。

果たして7センチ四方のPCは、ゲーミングPCになりえるのでしょうか。

”手のひら未満”の超小型PC「LIVA Q」

7センチ四方かつ厚さ3センチ、なおかつ「物理4コア」なCPUを搭載しているのがECSの「LIVA Q2」です。

ECSは主にマザーボードや電源を製造しているメーカーで、大手BTOショップのゲーミングPCでも頻繁に採用されています。

今回発表したLIVA Q2では、CPUに「Celeron N4100」を採用。Celeron N4100は、4コア4スレッドのノートPC向けCPUです。

さらにこれだけ小型でありながら、「デスクトップPC」として位置付けられており、ブラウジングなどの軽作業はストレスなく処理できる性能を持っています。

価格は約28000円で、ミドルレンジクラスのCPU単体よりも安いですね。手軽に購入できる持ち運び可能なサブマシンになりそうです。

LIVA QはゲーミングPCとして使えるか?

LIVA Qは4K/60FPS出力に対応しており、サイズから考えると十分なグラフィック性能を持っています。

ちなみに、Celeron N4100の内蔵グラフィックを調べると「Intel UHD Graphics 600」となっており、モバイル向けの内蔵グラフィックスであるとわかります。

さらにUHD Graphics 600について調べると、Fire Strikeでのベンチマーク結果が「391」です。

一般的なインテル製デスクトップ向けCPUに搭載されている「Intel UHD Graphics 630」の数値が「1285」であることから、ゲーミングPCとしての性能は期待できないといえるでしょう。

おそらく、かなり軽いブラウザゲームを動かすので精一杯、といったところではないでしょうか。

動画専用機としては優秀?

ゲーミングPCとして使うのは難しそうですが、プレイ動画や攻略動画を鑑賞するための「動画再生専用機」としては有望かもしれません。

4K/60FPSまで対応しているということは、フルHD/30FPS程度の動画再生なら問題なさそうです。メインマシンでプレイするかたわら、youtubeで攻略動画を流すのは、PCゲーマーなら珍しいことではありませんよね。

また、「On-Lap」のような軽量モバイルモニターと組み合わせれば、ノートPC以上の携帯性も発揮しそうです。

小型なゲーミングPCとしてまともに使いたいなら、G-TuneのLITTLEGEARシリーズが最適です。具体的な大きさや比較については「G-Tuneデスクトップのケースサイズ比較まとめ」の記事で紹介しています。