コラム

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1万円未満で買える安くて良い周辺機器

ゲーム環境をより快適にするためには、ゲーミングPC本体に加えて周辺機器への投資も必要です。

というよりも、良いゲーミングPCを手に入れると自然に周辺機器もあれこれ欲しくなるものです。今回は「1万円未満」というテーマでおすすめの周辺機器をまとめてみました。

ルーター

周辺機器の代表格といえばルーターですよね。ルーターはゲーム環境に直接的な影響をおよぼすため、性能面はあまり妥協したくありません。

しかし高額なモデルは2~3万円もするため、できるだけ安いものを探しておきたいところ。基本的に高額なモデルは通信速度が速く安定していますが、1万円未満のものでも上位勢に迫る性能をもった製品があります。

私が今年使ってみた中ではNECの「Aterm WG2600HS2」が優秀でしたね。実売価格7000円弱でありながら、通信速度の安定性や電波の強さは上位機種とそん色がありませんでした。

廉価モデルなのでWi-Fi6などへの対応はありませんが、ビームフォーミングと独自のハイパワーシステムで電波がとても強いです。スマホやタブレットを1戸建てで併用する場合でも問題ありません。

もちろん、IPv6(Ipv6プラス、IPv6オプション、OCNバーチャルコネクト)には標準で対応しています。

USBタイプC端子のハブ

外付けのSSDにデータを転送する場合などに重宝するUSBタイプCですが、マザーボードの仕様によっては数が足りないということがあります。

そんな時に便利なのがUSBタイプC端子の増設が可能なマルチハブです。例えばAnkerの「565 USB-Cハブ(11 in 1)」は10Gbpsに対応したUSBポートを2つ備えているので、データ転送用ポートが足りないPCに最適。

ちなみに映像出力も2系統で同時出力できるので、ノートPCのマルチモニター化もサポートしてくれます。実売価格は4000円ちょっとなので、とてもお手頃ですね。

地味に活躍「電動エアダスター」

PCには埃が付着しやすいので、エアダスターでの清掃が欠かせません。キーボードにPC本体、PC内部のヒートシンク部分などエアダスターが活躍する場所は沢山あります。

しかし缶タイプのエアダスターは地味に高く(2本セットで1500円以上することも)、すぐになくなってしまいますし、処分も大変です。

ということで、私も今年から電動タイプのエアダスターを採用しました。FRUNEPの「BKGWA」は18000mAh以上のバッテリー搭載で、最大風力でも40分もの稼働が可能です。

それでいて缶タイプのエアダスターよりも強力な風を発生させるため、非常に重宝しています。ちなみにこちらは大体8000円ちょっとで売られていることが多いですね。

1万円未満の周辺機器は種類が豊富

今回紹介したモノ以外にも、デスクマットやポータブルバッテリーなどをそれぞれ5000円程度で揃えています。

ここ5年ほどで、1万円未満の周辺機器は本当に種類が豊富になりました。特にルーターは、光回線+Wifiで3台程度の接続なら、1万円以上の製品は不要なのではないかと思うほどです。ぜひ参考にしてみてください。

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「ライフタイム保証」の意味と永久保証との違いやメリット

PC界隈では年々新しい用語が増えているため、ついていくのがなかなか大変ですよね。今回取り上げるのは「ライフタイム保証」という言葉。

昔のPC界隈にはなかった言葉ですが、ここ数年でよく見かけるようになりました。果たしてどのような意味なのでしょうか。

ライフタイム保証=生涯保証

まず、ライフタイム保証という言葉の意味ですが、簡単に言えば「その製品が製造されてから消費者の手にわたり、正常に使われている限り、期間を定めずに保証する」というものです。

ライフタイムを日本語に訳すと「一生」「生涯」「寿命」となるため、ほぼそのままの意味ですね。

ひと昔まえは「永久保証」と呼ばれていた保証形態が、今ではライフタイム保証と呼ばれているようです。なので「ライフタイム保証=永久保証」と考えて差し支えないでしょう。

ライフタイム保証が適用されるパーツの大半はメモリモジュールです。メモリは伝統的に相性保証や永久保証など、保証が手厚いパーツでもあります。

今でも有名なメモリメーカーは「国内ライフタイム保証(日本国内において期間の定めのない保証)」を提供していることが多いですね。

注意したい「リミテッド」ライフタイム保証

ただし、全てのライフタイム保証が永久保証というわけではないようです。ここが昔の永久保証と微妙に違う点なのですが、メーカーによっては「限定(リミテッド)ライフタイム保証」という表現を使っています。

リミテッドライフタイム保証とは、保証期間を明確に定め、その期限内でのみ保証を提供するものです。メーカーによっては単にライフタイム保証という表記をしていても、期間が限定されていることがあります。

つまり、単純な言葉の意味では「ライフタイム保証=永久保証」なのですが、実際にはメーカーによって保証内容(特に期間)が異なるのです。

これは結構厄介ですね…。ちなみに、ネットワーク機器大手のネットギアでは「ライフタイム保証=永久保証」ですが、NECの製品などではリミテッドライフタイム保証(出荷後5年)などとなっています。

なので、ライフタイム保証がどこまでを指すのかは、その都度確認したほうが良いかもしれません。ちなみに私が確認した範囲ですと、国内で販売されている比較的名の知れたメモリメーカーならば、永久保証に近い内容が大半でした。

ライフタイム保証はあったほうが良い?

正直なところ、永久保証を使った経験があまりないのですが、知人の話を総合すると「必須ではないがあると非常に役立つ」ものではあるようです。

一般的なPCパーツの保証期間は3年~10年ですが、ライフタイム保証が効く場合はこの期間を超えていても無償修理や交換の対象になります。

PCの場合、ちょうど5年くらいでメモリを新しい世代にするか、そのまま使い続けるか悩む人が多いと思いますが、ライフタイム保証があれば古いメモリを安心して使い続けられるわけです。

メモリは世代交代による性能差があまり出ないので、「予算が厳しいから、しばらくは古いメモリを使おう」という選択をしても実際のゲームプレイにはほとんど影響しません。

また、メモリは初期不良が出やすいパーツでもありますので、ライフタイム保証がうけられる製品ならば安心して買うことができます。私も最近はライフタイム保証つきのメモリばかり購入していますね。

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RTX4000シリーズの特徴と買い時について

2022年10月に発表されたNvidiaの「RTX4000シリーズ」ですが、その価格の高さに驚いた方も多いと思います。

正直、あまりにも高いので「しばらく様子見で良いかな」と考えている方は少なくないでしょう。確かに3000シリーズを使っているのであれば、それでも良いかもしれません。

しかし、長い目で見れば4000シリーズは買いといえるかもしれません。今回はRTX4000シリーズの特徴と買い時について解説します。

RTX4000シリーズの特徴

ちょっと今更感がありますが、まずRTX4000シリーズの特徴を整理しておきましょう。RTX4000シリーズの特徴は以下4つです。

RTコアとTensorコアを強化

RTX4000シリーズには新しいアーキテクチャ「Ada Lovelace」が搭載されていて、RTコアとTensorコアが強化されています。

この2つのコアが強化されることで、レイトレーシングのパフォーマンスが向上しており、RTX4000シリーズの目玉として強調されているようですね。

DLSS 3対応

DLSSはもともと「綺麗なシーンと荒いシーンを比較、学習させることで荒いシーンのクオリティをあげる」という機能。

うまく機能すれば、荒いシーンの描画に使う能力でそれなりに綺麗なシーンを描けるため、結果的にフレームレートが上がります。

このDLSSが強化され「DLSS Frame Generation」となり、さらにフレームレートの向上が望めるようになったとのこと。ただし、対応ゲームのみで効果が表れるようです。

12VHPWR対応

次世代電源「ATX3.0」にも盛り込まれている16ピンサイズの補助電源コネクタ「12VHPWR」に対応しています。

16ピンで安定した電力を供給できるほか、ATX3.0電源との組み合わせでGPUスパイク時の大幅な消費電力増にも対応できそうです。

ただし本格的なATX3.0電源の登場は2023年以降と考えられるため、今はとりあえずつないでおくといったイメージでしょうか。

AV1コーデック対応

ハードウェアエンコーダであるNVEncがAV1コーデックに対応しました。さらに内蔵している複数のNVEncを並列動作させることで処理速度の向上も可能とのこと。

ちなみにNVEncとはNvidiaが開発・提供しているビデオエンコードエンジンで、Nvidia製GPUの大半で利用可能です。

高性能・高価格路線のRTX4000シリーズ~買い時はいつ?

基本的にCPUはグラボは「欲しい時が買い時」であるのは間違いありません。しかし、できるだけ安く手に入れたい人が大半でしょうから、買い時を予測してみました。

まず、発売から3~4か月は「ご祝儀価格期間」ですので、一般的に価格が高止まりします。コロナ禍で起こった半導体不足のように発売後1~2年のグラボが高騰するというのは極めて稀です。

したがって、2023年春ごろまでには価格が落ち着いてくるのではないかと思います。ただし、それ以降は為替の影響で価格が上下する可能性もあり、必ずしも安くなるとは言えません。

そもそもご祝儀価格というよりも「シンプルに高機能なので高い」状況と言えるので、あまり値崩れはしないのかもしれません。

個人的には、どうしても欲しいのならばさっさと購入してしまったほうが良いし、予算が厳しいのであればミドル~ローエンド帯が出るまで待つべきだと思います。

海外の情報によれば、RTX4060のコスパや電力効率がかなり優秀らしいので、これを待つという方法もありますね。日本での発売は2023年夏以降になるでしょう。

ちなみにRTX4060の価格は350ドル程度との予測があるので、日本国内では5万円前半になる可能性があります。これくらいならば手が届くという方も多いのではないでしょうか。ぜひ価格を注視してみてください。

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ゲーミングPCはストレス軽減に役立つ?

私たちが生活する現代は情報過多であり、それによって引き起こされるストレスは無視できないほど多いもの。

このストレスを軽減することに、ゲーミングPCが役立つかもしれません。

人間がストレスを感じるのは「待つ」とき

人間は「待つ」ことによってストレスを感じることが多いそうです。特に「何もしないでじっと待つ」というのは、どの人間にもストレスを与えるもの。

ではどのくらいでストレスを感じるのでしょうか。私がこれまで本で読んだり他人から聞いた話をまとめると、「3秒」「8秒」「20秒」という3つの基準がありました。

・3秒:システムや装置に入力を行ってから反応があるまでの時間をレスポンスタイムと呼び、これが3秒あるとストレスを感じやすい。
・8秒:Webサイトに情報が表示されるまで8秒以上を要すると、閲覧者はストレスを感じる。
・20秒:PCの起動時間やアプリの起動時間が20秒を超えるとストレスを感じやすい。

よくよく考えてみると、スマホでもPCでも、タップやクリックをしてすぐに反応があることが当たり前になっていますよね。

たった3秒とはいえ、日常の中で何もせずに待つという瞬間は意外と少ないもの。特に相手は機械ですから「早くして」と催促することもできず、自分との戦いになります。これがストレスのもとになるようなのですね。

ゲーミングPCは「数秒」をカットできる

ゲーミングPCは、設定さえしっかり詰めていけば、普通のPCよりも遥かに反応速度がよくなります。

ビジネス用PCではOSの起動に40秒以上かかっていた場合でも、最新世代のミドルレンジゲーミングPCならばおそらく20秒程度に短縮されるでしょう。つまりストレスを感じる基準を下回るわけです。

また、スタートアップを最低限のものに限定すれば、20秒未満での起動も不可能ではありません。特に自宅以外の場所でノートPCを開く場合、この20秒の差は非常に大きく感じるはず。

さらに、

・ゲームクライアントの起動時間
・マップ移動やキャラクターの移動時間
・攻略サイトを開くときのWebページの読み込み速度
・ワード、エクセルなど事務作業用のアプリ起動時間、挙動、保存時間

などなど、ゲーミングPCによって短縮できる時間は数多くあります。つまり、ゲーミングPCを日常的に使うことでストレスの総量を減らすことができるわけです。

そもそもハイスペックPCの要件とは、そのままゲーミングPCに求められるものであり、サーバー用途でもなければ「ゲーミングPC=ハイスペックビジネス用PC」と考えて差し支えありません。

よく、初めてゲーミングPCを買う方が「ゲーム以外でも快適に使えるか」といった質問をされていますが、大抵のゲーミングPCはビジネス用途のハイエンドマシンと同等以上の性能があります。

なので、ゲーミングPCをそのまま事務作業や学業に使うというのは、実は理にかなっているのです。

脱スマホ生活の一環としても優秀

2022年時点で、私たちの生活にもっとも身近なデジタルデバイスといえばスマホですよね。

スマホは確かに持ち運びしやすく、さまざまな機能を持っているためコミュニケーション・決済・ゲームなど多方面で大活躍します。

しかし、情報を加工して発信するという点においては、まだまだPCよりも下です。また、その携帯性の高さゆえに中毒性もあり、スマホ依存という言葉があるほど。

スマホよりもPCのほうがストレスは小さい!と言い切ることはできませんが、スマホでやっている作業の一部をPCに変えてみてください。

頭痛や目のカスミが軽減されるほか、小さい画面を凝視することで蓄積されるストレスからも解放されるため、一時的に体が楽になるはずです。

個人的には、スマホはコミュニケーションと決済、PCは情報加工と発信という風に分けたほうがいろいろ快適だと思います。

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国産メモリメーカー「センチュリーマイクロ」は高い?

PC用のメインメモリモジュールは、その大半が海外製です。しかし、センチュリーマイクロのように国産メーカーも存在します。

海外勢に比べるとやや割高という印象をもたれがちですが、最近はそれほど価格差もなくなっているようで、品質の高さを考えると結構コスパが良いかもしれません。

一世を風靡したセンチュリーマイクロのメモリ

センチュリーマイクロ製のメモリは、高品質かつ高信頼性の代名詞的存在でした。2000年代の中頃まではセンチュリーマイクロ製のメモリをよく使っていましたし、そこかしこで見かけましたね。

しかし、最近は海外のメモリを使うことが当たり前になったので、ほとんど売っているのをみかけません。

ちなみにセンチュリーマイクロ製のメモリは、産業用機器に使われていたり、動作検証用として使われていたりと、信頼性を要求される分野では重宝されています。

私も何度か購入しましたが、もちろん問題が起こったことはなく、売却時の価格もそこそこだった記憶があります。ただ、やはり海外勢に比べると価格の高さがネックかなと感じました。

センチュリーマイクロは安くなっていた

センチュリーマイクロは、「リファレンス仕様(規格ごとに定められた標準仕様や設計)」よりも品質を高めていることが特徴です。

設計・製造においては信頼できる工場と何度も改善を重ねながら1000分の1ミリ単位まで仕様を突き詰めるというこだわりぶり。

また、価格の高さについても公式サイトで提供している限定品を購入すればそれほど気になりません。

センチュリーマイクロの公式サイトでは、DDR4メモリ8GBの2枚組(合計16GB)が15880円で販売されています。

公式サイトの販売ページはこちら(https://www.century-micro.com/shopdetail/000000000546)。

DDR4-3200で、なおかつXMPプロファイルが3600と4000に対応していますから、最新のゲーミングPCでも問題なく使えますし普通に速いでしょうね。

オーバークロックメモリで16GBが16000円弱ということは、海外勢の価格にも全く負けていませんし、センチュリーマイクロのブランドを考えればかなりお得です。

限定500組ということで、通常販売ではないものの、国産メモリ=高いというイメージの払しょくには十分かもしれません。

メモリ購入者にはヒートスプレッダが無料でついてくるリ

さらにうれしいのは、この限定品メモリの購入者にヒートスプレッダが無料で配布されること。センチュリーマイクロのオリジナルアルミスプレッダですね。

センチュリーマイクロがオーバークロックメモリを販売すること自体珍しいのですが、さらにオリジナルのヒートスプレッダを配布するということで、私も2組ぐらい購入しようかと悩みました。

安定性や品質の面では今でもナンバー1に近いと思いますので、メモリを購入する予定がある方はぜひ検討してみてください。

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ゲーミングPCの「拡張性」は何を重視すればいい?

ゲーミングPCは「コスパ」と「拡張性」が大事であるとよく言われます。コスパはつまり価格性能比のことで、価格に対して性能が高いものを選びましょうということ。

しかし、「拡張性」とは何を指すのでしょうか。素直に考えると「グレードアップや改良のしやすさ」ですが、具体的にどのようなポイントに注目すべきかはあまり知られていません。

そこで今回は、ゲーミングPCの拡張性について具体的に解説します。

ゲーミングPCの拡張性=「スペース」「接合点の数」

結論から言うと、ゲーミングPCの拡張性とは「パーツを追加するためのスペース」と「パーツを接合できるポイントの数」に行き着きます。

スペースは拡張のすべてに影響

スペースとは、文字通り空間的な余裕です。ITXよりはMicroATX、MicroATXよりはATXという具合に、マザーボードとPCケースが大きくなるほど拡張性は増します。

ファンを追加するのも、グラボを大型のものに交換するのもスペースが無ければできません。また、空冷の場合はPCケース内のエアフローが多いほど冷却能力が増すので、エアフローを確保できるだけの空間も必要です。

接合点=マザーボード上のスロットなど

2つ目の接合点ですが、これはもうマザーボードの仕様に依存しますね。

具体的には、

・メモリスロットの数と搭載可能容量
・PCIeスロットの数と最大レーン数
・PWM対応Sys_FANの数
・SATAの数

などでしょうか。これらが多ければ多いほど拡張性は高くなります。

メモリスロットに関しては、メモリ1枚当たりの容量が大きくなったので4スロットもあれば十分すぎますね。

一方、PCIeスロットの数とレーン数については、M.2 SSDの普及でちょっと足りない場合もでてきました。これに関連して、M.2 スロットの数も重要なポイントになりそうです。

今後はストレージがどんどんM.2 SSDに移行していくと思うので、拡張性を考えるならば2個以上のM.2 スロットを持つマザーボードを選びたいですね。

あと個人的に重要なのがSYS_FANの数。ケースファンはマザーボード上のSYS_FANと記載されたピンにつなぐわけですが、これが2~3か所あると冷却性能と静音性を高めやすいです。

大型のケースファンを複数搭載し、低回転で十分な風量を確保しやすいので、温度管理が非常に簡単になります。

拡張性の確保はケースから

マザーボードはCPUの世代交代とともに入れ替える必要がありますが、ケースはその必要がありませんよね。

実はPCケースは、マザーボードを設置する穴の場所さえ一致していれば、5年でも10年でも使い続けられます。

実際、私のメインPCは6年以上同じケースですが、中身は3回ほど入れ替えています。それでも拡張性に問題はありません。

拡張性を気にするならば、

・Micro ATXマザーボードが搭載できるサイズのPCケース
・アルミやスチールで密閉性が高いケース
・前面、天板、底面に大径ファンを設置できるケース

がおすすめですね。見た目は地味ですが、サイドパネルはアクリル製でないほうが冷却性能は上がりやすいと思います。(金属の面積が大きいほど放熱しやすいため)

また、ケースファンは3個~5個程度設置して、低回転で回すと静かでよく冷える環境が出来上がります。ということで拡張性の優先度は1にPCケース、2にマザーボードという点を覚えておいてください。

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Cybenetics認証取得済みの主要な電源

PC電源の性能・品質評価といえば80PLUSですが、2年ほど前から新しい認証基準を見かけるようになりました。

それがCybenetics社が発行する「Cybenetics ETA」や「Cybenetics LAMBDA」と呼ばれる基準です。どちらも日本国内ではそれほど見かけませんが、海外では一定の評価を得ています。

そこで今回は80PLUSよりも厳しい基準といえるCybeneticsの認証を取得した電源を紹介します。

Cybeneticsの評価基準を簡単におさらい

Cybeneticsが提供しているETAは、簡単に言えば80PLUS認証の評価項目を増やしたようなイメージです。

変換効率のみならず、「力率」や「5VSB変換効率」「待機電力」が評価項目に設定されており、それぞれの数値によってグレードが6段階に分かれています。

グレードの名称は80PLUSと似ているのですが、評価項目が多いだけに80PLUSよりも厳しい内容であると推測できますね。

日本語の公式ページが見当たらなかったのですが、Cybeneticsの公式サイト(https://www.cybenetics.com/index.php?option=eta)に詳しい説明が載っていました。

個人的には、変換効率のみならず力率(実際に働いている電力)を表しているのは良いと思いましたね。気になった方は力率についても調べてみてください。

Cybenetics社は電源の品質評価であるETAのほかにも、静音性を評価する「LAMBDA」も設けています。

この2つの基準に対応した電源は日本でもほとんど見かけないのですが、品質的にはとても良いものと感じ、国内で入手できるモデルを調べてみました。

Cybeneticsの認証を取得している電源

早速、ETAおよびLAMBAを取得している電源を見ていきましょう。あまり数は多くないのですが、80PLUSと同時に認証されているものが多いので、探せば見つかるかもしれません。

ADATA「XPG CORE REACTOR」

Cybenetics認証をいち早く取得して国内販売を続けているのがADATA。(https://www.adata.com/jp/xpg/641?tab=description

XPG CORE REACTORは80PLUSと同時にCybenetics ETAおよびLAMBDAを取得しているので、高効率かつ清音性が高い電源であると評価できます。

SilverStone「HELA 850R Platinum」

PCIE5.0電源(12VHPWR)対応の次世代高品質電源と言える「HELA 850R Platinum」(https://www.silverstonetek.com/jp/product/info/power-supplies/HELA850RPlatinum/)も、Cybenetics ETAのPlatinum認証を取得しています。

Platinum認証は6グレードあるうちの上から3番目で、上位グレードのひとつですね。

セミファンレス仕様で、背面スイッチでファンの回転/無回転を切り替えられるほか、高負荷環境でも非常に静かなことが売りです。

起動時の音もかなり静かなようで、個人的にはATX2.0世代の鉄板のひとつになりそうだなと感じています。

Corsair 「RM750e 750W」

かの有名なCorsair のRMシリーズからも、Cybenetics認証を取得したモデルが登場しています。(https://www.links.co.jp/item/corsair-rme-series-rm750e/

2022年の新モデルであるRMeシリーズは、Cybenetics Platinum 認証を取得済み。容量は750W・850W・1000Wの3種で、価格も1万円台中盤からとお手頃です。

ただし、Amazonの販売ページでは「Cybenetics Platinum 認証」がうたわれているものの、日本の代理店であるリンクスの公式ページではその名称が見つかりません。

代わりに80PLUS Goldがうたわれているので、気になる方は問い合わせたほうが無難ですね。

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ゲーミングノートの薄さの秘密とは

デスクトップ型のゲーミングPCを購入すると、その大きさというかゴツさに驚きますよね。

しかし、薄型のノートPCでもゲーミングPCは存在しています。しかも、デスクトップのミドルレンジクラスと大差ない性能を持つにもかかわらず、薄さは10分の1程度。

なぜ性能がほとんど同じなのにここまで薄くなるのか不思議ではありませんか?今回は意外と知られていないゲーミングノートの薄さの秘密を紹介します。

超薄いのに高性能なゲーミングノートPC

一般的なデスクトップPCは、長方形の箱型で横幅が15~20センチ以上ありますよね。

それに比べてゲーミングノートPCの厚さは数センチです。例えばMSIのゲーミングノートPC「Stealth 15M A11」の厚みは2センチ未満。

しかし性能は4コア8スレッド+RTX2060相当と2022年時点でも十分ですね。この性能をなぜこの薄さで実現できるのでしょうか。

ゲーミングノートPCの薄さを実現する要素

ゲーミングノートPCの薄さは、複数の要素で実現されています。今回はその中から主要なものを4つ紹介しますね。

独自仕様のマザーボード

ノートPCのマザーボードは、デスクトップ型に使われるような汎用品ではないことがほとんどです。

メーカーが独自に策定した規格をもとに作られているため、CPUやGPUをなるべく平面に近い状態で設置できるような工夫がなされています。

最もわかりやすいのがメモリで、デスクトップ型であればマザーボードと垂直になるように設置されますが、ノートPCの場合は埋め込まれるような形で設置しますよね。

Max-Qなど薄型専用の規格

ゲーミングノートPC向けの規格として、薄型・低発熱・高性能を成立させるための「Max-Q Design」があります。

規格というよりもデザインコンセプトなのですが、高性能でありながら厚みが2センチ前後のゲーミングノートPCは、大半がMax-Q Designに準拠していると考えて間違いありません。

Max-Q Designを採用したゲーミングノートPCは、GPUの効率や冷却の方法、電源の制御など複数の仕組みを組み合わせてできるだけ小さい消費電力で高いパフォーマンスを発揮できるようになっています。

冷却機構

ゲーミングノートPCは「熱処理」がデスクトップ型PCよりもシビアです。

デスクトップ型のように隙間に空気を流して熱を移動させることができないため、空気ではなく筐体全体で排熱を行うような仕組みになっています。

薄型ゲーミングノートPCの筐体にアルミが採用されているのは、見た目の高級感だけではなく排熱も意識してのことなんですね。

また、通常のノートPCには搭載されない独自の排熱口を本体底面やサイドに設けるなど、限られた面積を最大限に活用していることもポイントです。

ゲーミングノートPCの時代は再び来る

の10年ほどで、ゲーミングノートPCの薄さと性能は飛躍的に向上しました。2022年時点では、ゲーミングノートPC市場は今一つ盛り上がっていないように感じます。

同ランクの性能を持つデスクトップに比べて割高なことや、そもそも持ち運ぶためには大きすぎることなどが原因でしょうね。

しかし、それでも数年おきにゲーミングノートPCのブームが来ていますから、近い将来ふたたび評価されることでしょう。

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メモリはDDR4で十分は本当か?

すでにDDR5メモリが出回り始めて数か月がたちましたが、まだまだDDR4も現役で使われていると思います。

巷では「メモリはDDR4で十分」という説が有力ですが、果たしてこれは本当なのか。ベンチマークで検証してみました。

たしかにDDR4は十分すぎる性能

今回は、DDR4-3200(PC4-25600)とDDR5-5200(PC5-41600)をまったく同じ環境で動作させ、ベンチマークで比較しました。

ちなみに環境は以下のとおりです。
OS:Windows11
CPU:Core i7 12700
マザーボード:ASRock Z690 PG(DDR5)、ASUSTek TUF GAMING(DDR4)
ベンチマークソフト:PCMark10

PCMarkのメモリベンチマークモードは4つあるのですが、どの結果も大差なかったので「Standard」のみを記載しますね。

・DDR4-3200(PC4-25600)…スコア8745
・DDR5-5200(PC5-41600)…スコア8990

このようにスコアは3%程度の差しかなく、実使用ではまず体感できないレベルの違いしかありません。

実際に2つのメモリを搭載した環境でそれぞれ3Dゲームをプレイしてみましたが、言われなければ何も感じないというレベルですね。

DDR4とDDR5の価格差、入手性などを比較

DDR4が登場したのは2014年、DDR5は2020年ですが、実際にDDR5がしっかり出回るようになったのは2021年に入ってから。

DDR4は中古も含めて非常に流通量が多く、まず入手できない店はありません。しかしDDR5は見かけたり見かけなかったりと、まだ流通が安定していないように感じます。

ちなみに最もよく売れているであろう8GBのメモリモジュールの価格は以下のようになっています。

・DDR4-3200(PC4-25600)…8GB1枚あたり3000円~5000円程度
・DDR5-5200(PC5-41600)…8GB1枚あたり9000円~12000円程度

それぞれの規格の上位モデルで比較してもこのくらいの差があります。DDR5は一つグレードを下げてDDR5-4800(PC5-38400)にすればDDR4にだいぶ価格が近づきますが、それでもやや高い。

性能差が3%ほどしかないことを考えると、この価格差は許容しにくいですよね。私もまだまだDDR4で良いのかなと感じました。

DDR5特有のメリットは?

DDR5のメリットといえば、「DDR4比で転送速度が約2倍」「エネルギー効率が10%以上向上」などが挙げられます。

確かにこれらはDDR4よりも優れた点であり、数値で比較するとはっきりとした差が見えるものです。

しかし、DDR4に比べるとレイテンシが悪化していたり、極端に流通量が少なく高いというデメリットもあります。

実際にゲームや事務作業ではほとんど恩恵を感じられないため、2022年時点ではあえて乗り換える意味を見出すことが難しい状況です。

しかし、同じことはDDR3からDDR4への移行期でも発生していました。なので、流通量が増えて価格もこなれてくる2023年以降に移行するのがベターだと思いますね。

とりあえず2022年段階では、DDR4の価格性能比がとても優秀なので「DDR4で十分」という結果に落ち着きそうです。

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2022年版 ゲーミングPCを最大限活用するための設定知識一覧

ゲーミングPCと一般的なPCの大きな違いは「チューニング(設定)項目が非常に多い」という点です。

そこで今回は、ゲーミングPC初心者に向けた設定項目の知識をまとめて解説していきます。

CPU、メモリ、冷却対策は必須

ゲーミングPCの設定ポイントは、「CPU」「メモリ」「冷却対策」の3つです。

CPU設定のポイント

特に第12世代以降のIntel製CPUを使用する場合は、設定が非常に大切です。

というのも、第12世代以降はPBPとMTPという項目の設定によってCPUの性能が大きく変化するからです。

PBPは従来のTDPと同じ意味を持つ項目であり、「通常使用時の消費電力」を指しています。以前のCPUでは「PL1(Power Limit1)」という表記でした。

これに大してMTPは「最大ブースト時の消費電力」です。従来のPL2に相当しますが、PL2よりも柔軟に動作クロックが変化するため、MTPの設定=CPU能力の最大値と考えて良いでしょう。

MTPの設定を変更するには、マザーボードのUEFIに入り、「Short Duration Power Limit」という項目を「AUTO」から任意の値に引き上げます。

無制限設定にしたければ、4000Wなど大きな数字を入力すればOKです。ただし、Z690などを採用したマザーボードでは、AUTOが事実上の無制限設定になっていることもあるため、その点は注意しましょう。

無制限設定かどうかを確認するためには、AUTOと表記されている場所の左側にある数字を見ます。この数字が2000W以上になっていれば、ほぼ無制限設定と考えて間違いありません。

また、ここがとても重要なのですが、MTP設定を無制限に引き上げたあとは、必ず「CPUクーラーもリテール以外に交換」するようにしてください。

MTPが無制限になるとCPUの温度が非常に高くなり、サーマルスロットリングが発生して性能が低下することがあります。

しかし、リテール以外の大型CPUクーラーで冷却能力を上げると、MTP定格設定+リテールクーラー装着時に比べて3割以上も性能が伸びる例が確認されています。

なので、「MTP設定の無制限化」と「CPUクーラーの交換」はマストだと考えておきましょう。

メモリ設定のポイント

メモリについても「XMP」という項目をUEFI上から設定することで、本来の性能を引き出すことができます。

XMPはOCメモリの内部に買い込まれたプロファイルのひとつです。XMPには定格動作よりも高い性能を引き出す動作クロック情報が書き込まれており、これをUEFIが読み込むことでメモリの動作速度が向上します。

XMP設定を反映させるには、UEFI内の「Overclock Tuner」や「X.M.P」という項目を探し、プルダウンメニューから「XMP」を選択したり、「Enable」を選択することで完了します。

マザーボードメーカーによって項目が違うのですが「モデル名+XMP設定」などで検索するか、メーカーのHPからマニュアルをダウンロードすることで見つかるはずです。

ちなみに、XMPの設定を適切に行うと、同じOCメモリでもベンチマークスコアが4~15%向上するという結果もあります。

冷却設定のポイント

冷却設定のポイントは、「ファンコントロール」の設定にあります。

マザーボードメーカーでは、Windows上から操作できるファンコントロールアプリを提供しているため、まずはこのアプリをインストールしましょう。

また、UEFIからファンコントロールが可能なモデルもあります。ファンコントロールでは「CPU使用率」と「ファンの回転数」を紐づけて設定できるため、冷却性能を自由に高めることが可能です。

CPUファンとケースファンの回転数を高めに設定すると、一気に冷却能力があがるため、ゲーム使用時には最適かもしれません。ただし騒音が増しますので、静音ファンへの交換も視野に入れておきましょう。

設定はゲーミングPCの命

ゲーミングPCは、チューニング次第で性能が100%引き出せることもあれば、50%程度しか使えないこともあります。

ここで紹介した3つは、いずれも必須項目に近いので、必ず見直すようにしてみてください。

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